作品づくりは、森づくりから。
岡山県真庭市
中和地域の森で育まれた
天然クロモジのアクセサリー
Rin*enの物語
真庭市蒜山の中和(ちゅうか)地域の森で育った天然のクロモジを使い、木のアクセサリーをひとつひとつ、丁寧に手作りしています。Rin*en(リンエン)とは、林縁 = 森や林の縁のこと。森の手入れがされ、日がよく当たる林縁には、クロモジをはじめとした、多様な植物が育ち、様々な動物が集まります。
昔に比べ現代では、人が身近な森を使わなくなり、手入れがあまりされなくなった為、日の当たる、気持ちの良い林縁が少なくなり、里山の動植物の生育・棲息に適した環境も減っています。
私たちは、クロモジを持続可能に利用する為、自らも森づくりの活動に参加することで、明るい林縁が増え、里山の動植物がにぎわう地域になれば、と考えています。
作品を手に取ってくださった皆様が、蒜山中和地域の明るい森と、よきご縁でつながりますように、という気持ちを込めて、私たちの活動・作品をRin*en(リンエン)と名付けました。
作家
柴田 加奈
美作市出身。米国で野生動物保護管理学を学び、国内外で活動後、岡山県へ戻る。2013年より中和地域で働くようになり、2016年に移住。現在は、里山資源の活用・保全に関わる商品やイベントの企画・運営、環境学習、生物調査、地域の有用植物の情報収集等を行う。里山の資源を活用し手入れすることで、生物多様性や地域振興にも貢献できる、小さななりわいをいくつも持って暮らす実験中。
真庭トンボの森づくり推進協議会会長。真庭なりわい塾事務局長。蒜山の草原保全活動を行う、山焼き隊隊員。
赤木 康美
中和村(現・真庭市蒜山)出身。岡山市内でアパレルや雑貨店のマネージャーを経て、出産を機に中和に戻り、育児のかたわら、オーガニック石けん作りなどにはげむ。2015年、夫の立ち上げた(一社)アシタカにて、クロモジの精油、お茶づくりを担当する。山の裾野にある作業場では、薪ストーブとダッチオーブンで得意の料理を来客に振る舞い、里山ならではの価値ある豊かな暮らしを実践している。
協力
一般社団法人アシタカ
蒜山中和地域で、薪ビジネス等を通し、地域内でのエネルギーとお金の循環や森づくりに貢献している地域振興会社です。Rin*enの活動にもご賛同いただき、材料の調達などでご協力いただいています。クロモジオイルの抽出・販売等もされており、私たちのアクセサリーも、仕上げに一滴たらしています。